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イングリッシュスプリンガースパニエルはアクティブで学習意欲が旺盛?狩猟本能対策や知育遊びを解説

GOOD DOG編集部

「イングリッシュスプリンガースパニエルを飼いたいけれど、どんな性格なのかわからない」そんな方も多いのではないでしょうか。この犬種は、猟犬として長い歴史を持つだけあって、とても活発で賢い犬です。走ることが大好きで、まるでバネのような軽やかな動きを見せてくれます。ただし、狩猟本能が今も残っているため、飼い主としてしっかりとした対応が求められることもあります。

この記事では、イングリッシュスプリンガースパニエルの性格や特徴、そして狩猟本能への対策や知育遊びの方法を詳しく紹介していきます。学習意欲が高いからこそ、正しいしつけと適切な遊びを取り入れることで、素晴らしいパートナーになってくれるはずです。

イングリッシュスプリンガースパニエルはどんな犬?

イングリッシュスプリンガースパニエルは、イギリス生まれの鳥猟犬として長い歴史を持っています。その名前にある「スプリンガー」には、飛び出すという意味があるといわれています。実際に狩猟の現場では、草むらに隠れている鳥を飛び立たせたり、撃ち落とされた鳥を回収したりと、ハンターの良きパートナーとして活躍してきました。

1. 猟犬としての歴史を持つ活発な性格

イングリッシュスプリンガースパニエルは、もともと鳥猟を得意とする犬種です。隠れている鳥を素早く追い立てる役割を担っていたため、運動神経が非常に高く、走るスピードも速いのが特徴です。スパニエル種の中でも足が長く、スプリングのきいた走りは見ていて本当に美しいものがあります。

この活発な性格は、家庭犬として迎えた今でもしっかりと残っています。散歩が大好きなのはもちろん、ドッグランで思いきり走らせてあげると、とても嬉しそうな表情を見せてくれます。飼い主さんの中には、寝ている時でも脚をじたばた動かして走る夢を見ている姿を目撃した方もいるそうです。それくらい、体を動かすことが大好きな犬種なんですね。

ただし、このエネルギーを発散させてあげないと、ストレスが溜まってしまうこともあります。毎日しっかりと運動する時間を確保してあげることが、とても大切になってきます。

2. 賢くて従順、学習意欲が旺盛

イングリッシュスプリンガースパニエルは、知能が高く学習能力に優れています。猟犬として人間の指示を聞いて動く役割を担ってきたため、飼い主に従う気質が強く根付いているのです。のみ込みが早いので、トレーニングも比較的しやすい犬種といえるでしょう。

好奇心旺盛で、新しいことを覚えることに喜びを感じるタイプです。遊びの中にトレーニングを取り入れると、飼い主との絆を強めながら楽しく学んでくれます。注意力もあり、無駄なアクションは起こさない賢さも持ち合わせています。

ただし、一貫性のないしつけをしてしまうと、飼い主の言うことを聞かなくなることもあります。上下関係をはっきりさせることが大切で、少し強めの態度でトレーニングをしても、スキンシップやおやつなどのご褒美で緩和してあげるとうまくいきやすいです。

3. 明るくフレンドリーな一面と高い忠誠心

性格は非常に温和で、明るく家族が大好きな犬です。子どもたちともよく遊び、他の動物とも仲良くできるフレンドリーさを持っています。飼い主や家族には忠実で愛情深く、一生懸命ついていこうとする姿勢が本当に愛らしいです。

飼い主さんの姿が見えなくなると不安になって探し回ることもあるほど、家族と一緒にいることに喜びを感じる犬種です。料理中や支度中、お手洗いの中までもついてくることがあるそうです。どこまでもついていきたいという気持ちが強いんですね。

ただし、長い時間ひとりぼっちでの留守番は苦手な場合もあります。家族とともにいられることに安心と喜びを感じる性格なので、できるだけ一緒に過ごす時間を作ってあげたいところです。

イングリッシュスプリンガースパニエルの狩猟本能はどれくらい強い?

イングリッシュスプリンガースパニエルは、猟犬としての気質が今でも色濃く残っている犬種です。散歩中に鳥や小動物を見かけると、急に興奮してしまうこともあるかもしれません。この狩猟本能の強さを理解しておくことが、飼い主として大切なポイントになります。

1. 鳥を追う本能が今でも残っている

イングリッシュスプリンガースパニエルは、鳥猟を得意としてきた歴史があります。そのため、鳥を見つけると本能的に追いかけたくなる気持ちが湧いてくるのです。公園で鳩が飛び立った瞬間や、野鳥の鳴き声に反応して急に走り出そうとすることもあるでしょう。

この本能は、決して悪いことではありません。むしろ、猟犬として培われてきた優れた能力の証です。ただし、家庭犬として暮らす上では、この本能をコントロールする必要があります。散歩デビュー時には充分な注意が必要となるでしょう。

時折狩猟本能を覗かせ、他の動物に対しては攻撃的な動きを見せたりする場合もあります。特に小動物を飼っている家庭では、最初のうちは慎重に様子を見てあげることが大切です。

2. 動くものに反応しやすい性質

イングリッシュスプリンガースパニエルは、動くものに対して強い関心を示します。これも猟犬としての本能から来ているもので、素早く動く対象を追いかけたくなる気持ちが自然と湧いてくるのです。

散歩中に自転車やジョギングをしている人が通り過ぎると、つい追いかけたくなることもあるかもしれません。また、風で揺れる木の葉や、転がるボールにも敏感に反応します。この好奇心旺盛な性格は魅力的ですが、しっかりとコントロールできるようにしておくことが大切です。

注意力があるため、危機を察知して飼い主に知らせる能力も持っています。ただし、警戒心の強さから、初めて会う人や犬と仲良くなるには少し時間がかかることもあります。

3. 興奮しやすい気質と狩猟本能の関係

イングリッシュスプリンガースパニエルは、基本的には穏やかですが、熱中すると興奮しやすくなる性質があります。この興奮しやすさは、狩猟本能と深く結びついているといえるでしょう。

狩りの場面では、集中力とスタミナ、そして瞬発力が求められます。そのため、スイッチが入ると一気にテンションが上がってしまうのです。遊んでいる最中に急に興奮してしまったり、散歩中に突然走り出そうとしたりすることもあるかもしれません。

この興奮しやすい気質は、初心者には少し難しい部分でもあります。ただし、正しいしつけと適切な運動量を確保してあげることで、落ち着いた行動ができるようになります。我の強いエネルギッシュな一面もあるため、しつけや訓練を怠らないことが本当に大切です。

狩猟本能をコントロールするために必要なこと

イングリッシュスプリンガースパニエルの狩猟本能は、完全に消すことはできません。それよりも、適切にコントロールする方法を教えてあげることが大切です。日々のトレーニングを通じて、飼い主の指示に従う習慣をつけていきましょう。

1. 散歩中の呼び戻しとリードトレーニング

散歩中の呼び戻しは、狩猟本能をコントロールする上で最も重要なトレーニングの一つです。鳥や小動物を見つけて興奮しそうになった時、飼い主の声で戻ってこれるようにしておく必要があります。

最初は家の中やリードをつけた状態で練習を始めましょう。名前を呼んだら必ず戻ってくる、という基本を徹底します。戻ってきたら思いきり褒めて、おやつなどのご褒美をあげることで、「戻ると良いことがある」と学習させていきます。

リードトレーニングも欠かせません。力が強い犬種なので、引っ張り癖がつくと散歩が大変になってしまいます。飼い主の横を歩く練習を、子犬の頃からしっかりと行っておくことが大切です。

2. 興奮したら落ち着かせる「待て」「おすわり」の習慣

興奮した時に落ち着かせる指示を教えておくことは、とても重要です。「待て」や「おすわり」といった基本的なコマンドを、日常的に使えるようにしておきましょう。

散歩中に鳥を見つけて興奮しそうになったら、すぐに「おすわり」の指示を出します。座ることで一度気持ちをリセットさせるのです。落ち着いたら褒めてあげて、ご褒美をあげることで、「落ち着くと良いことがある」と覚えていきます。

家の中でも、食事の前や遊びの前に「待て」の練習をしておくと効果的です。興奮しやすい場面で待つ練習を繰り返すことで、自分でテンションをコントロールする力が育っていきます。

3. 興奮する前に遊びを中断する練習

興奮しすぎる前に遊びを中断する練習も大切です。遊んでいる最中に、少しテンションが上がってきたなと感じたら、一度休憩を入れます。

ボール遊びやおもちゃの引っ張りっこなど、夢中になりやすい遊びの時は特に注意が必要です。興奮のピークに達する前に「おしまい」と声をかけて、遊びを止めましょう。最初は不満そうにするかもしれませんが、落ち着いたら褒めてあげることで、徐々に受け入れられるようになります。

この練習を繰り返すことで、興奮しすぎない習慣が身についていきます。狩猟本能が強い犬種だからこそ、遊びの中でもメリハリをつけることが大切なのです。

毎日の運動量はどれくらい必要?

イングリッシュスプリンガースパニエルは、底知れないスタミナと体力を持つ犬種です。とにかく体を動かすことが大好きなので、十分な運動時間を確保してあげることが欠かせません。運動不足になると、ストレスが溜まって問題行動につながることもあります。

1. 1日2回、各1時間程度の散歩が基本

イングリッシュスプリンガースパニエルには、1日2回、各1時間程度の散歩が推奨されています。朝と夕方にしっかりと時間を取って、たっぷり歩かせてあげましょう。

ただし、ゆっくり歩くだけでは物足りないかもしれません。散歩の途中で少し早歩きをしたり、軽くジョギングをしたりすると、より満足してくれます。猟犬として走り回る能力を持っているため、ある程度のスピードで動くことに喜びを感じるのです。

天気が悪い日でも、できるだけ外に連れ出してあげることが大切です。運動不足が続くと、エネルギーを発散できずに室内で騒がしくなってしまうこともあります。

2. ドッグランや自然の中で走らせる時間も大切

散歩だけでなく、自由に走り回れる時間も必要です。週に1回程度は、ドッグランや広い公園に連れて行って、リードを外して思いきり走らせてあげましょう。

イングリッシュスプリンガースパニエルは、スプリングのきいた軽やかな走りが特徴です。その美しい走りを存分に発揮できる場所があると、犬自身も本当に嬉しそうにします。自然の中を走り回ることで、狩猟本能も適度に満たされていくのです。

アウトドアのお供としても非常に適している犬種なので、キャンプやハイキングに連れて行くのもおすすめです。環境が変わることに対してはそこまでストレスを感じないため、旅行などにも連れて行きやすいでしょう。

3. 運動不足が問題行動につながることも

運動不足は、イングリッシュスプリンガースパニエルにとって大きなストレスになります。ストレスが溜まってしまうと、稀に攻撃的な姿勢を取ってしまうこともあるのです。

また、しつけをしないと、騒がしい扱いにくい犬になってしまう可能性もあります。我の強いエネルギッシュな性格なので、そのエネルギーを適切に発散させてあげることが本当に大切です。

運動不足のサインとしては、室内で落ち着きがなくなったり、家具を噛んだり、無駄吠えが増えたりすることが挙げられます。こうした行動が見られたら、運動量を見直してみましょう。十分に体を動かせている犬は、家の中では穏やかに過ごしてくれます。

頭を使う知育遊びがおすすめの理由

イングリッシュスプリンガースパニエルは、体を動かすだけでなく、頭を使うことも大好きな犬種です。知育遊びを取り入れることで、体力だけでなく知的好奇心も満たしてあげられます。

1. 体力だけでなく知的好奇心も満たしてあげる

イングリッシュスプリンガースパニエルは、好奇心旺盛で頭の良い犬種です。散歩や運動で体力を発散させることも大切ですが、それだけでは物足りないこともあります。頭を使う遊びを取り入れることで、知的好奇心を満たしてあげられるのです。

猟犬として活躍してきた歴史があるため、考えながら行動することが得意です。知育遊びは、そうした本能を刺激してくれます。おやつを探したり、問題を解決したりすることに、大きな喜びを感じるのです。

体力があり余っている犬でも、頭を使った遊びをすると適度に疲れてくれます。精神的な満足感も得られるため、室内での落ち着きも増していくでしょう。

2. 学習意欲が高いからこそ脳トレが効果的

イングリッシュスプリンガースパニエルは、学習意欲が非常に高い犬種です。新しいことを覚えることに喜びを感じるため、知育遊びは本当に効果的なのです。

のみ込みが早いので、少し難しい課題でもすぐに理解してくれます。最初は簡単なものから始めて、徐々に難易度を上げていくと、飽きずに楽しんでくれます。成功した時の達成感が、さらなる学習意欲を引き出してくれるのです。

遊びの中にトレーニングを上手に取り入れれば、飼い主との絆を強めながらストレス解消にも役立ちます。集中力もある犬種なので、知育遊びに夢中になる姿は本当に愛らしいものです。

3. ストレス発散にもなる頭を使った遊び

頭を使う遊びは、ストレス発散にも効果的です。体を動かすことだけが運動ではなく、脳を使うことも立派なエネルギー消費になります。

特に天気が悪くて散歩に行けない日や、飼い主さんが忙しい時などは、知育遊びが大活躍します。室内でも十分に楽しめるため、運動不足の補助としても役立つのです。

また、知育遊びは狩猟本能を適度に満たしてくれる効果もあります。おやつを探すノーズワークなどは、まさに獲物を探す行動と似ています。本能を満たしながら、適切な形でエネルギーを発散できる方法なのです。

おすすめの知育遊びやおもちゃ

イングリッシュスプリンガースパニエルには、嗅覚を使った遊びや、考えて解決する遊びがおすすめです。ここでは、特に効果的な知育遊びやおもちゃを紹介していきます。

1. ノーズワークマットで嗅覚を使った宝探し

ノーズワークマットは、犬の嗅覚を使った知育玩具です。マットの中におやつを隠して、犬に探させる遊びになります。イングリッシュスプリンガースパニエルは鳥猟犬としての歴史があるため、嗅覚を使う遊びが本当に得意です。

使い方は簡単で、マットの布の間にドッグフードやおやつを隠すだけです。犬は鼻を使って一生懸命探し出そうとします。見つけた時の喜びは格別で、何度でも繰り返し遊びたがるでしょう。

難易度を調整できるのも魅力です。最初は簡単な場所に隠して、慣れてきたら深い場所に隠すようにします。集中力と忍耐力を養うのにも効果的な遊びです。

2. おやつを隠すパズル型知育玩具

パズル型の知育玩具は、考えながら遊べるアイテムです。おやつを中に入れて、犬が自分で取り出す仕組みになっています。レバーを動かしたり、蓋を開けたりと、様々なタイプがあります。

イングリッシュスプリンガースパニエルは学習能力が高いので、パズルの解き方をすぐに覚えてくれます。最初は戸惑うかもしれませんが、一度成功すると次からは自信を持って取り組んでくれるでしょう。

難易度の異なる商品がたくさん販売されているので、愛犬のレベルに合わせて選ぶことができます。簡単すぎても難しすぎてもダメなので、ちょうど良い難易度のものを見つけてあげましょう。

3. ボール遊びや「もってこい」遊び

ボール遊びや「もってこい」遊びは、体を動かしながら頭も使える遊びです。イングリッシュスプリンガースパニエルは、撃ち落とされた鳥を回収する役割を担っていたため、このタイプの遊びが本能的に大好きです。

ボールを投げて、持ってこさせるという単純な遊びですが、実は高度な学習を要します。ボールを追いかける、くわえる、飼い主のもとに戻る、離すという一連の動作を覚える必要があるのです。

おもちゃを隠して探させる「宝探しゲーム」もおすすめです。部屋のどこかにおもちゃを隠して、「探して」と指示を出します。見つけたら思いきり褒めてあげましょう。狩猟本能を満たしながら、楽しく遊べる方法です。

しつけで気をつけたいポイント

イングリッシュスプリンガースパニエルは、基本的にしつけやすい犬種といわれています。ただし、いくつか気をつけたいポイントもあります。正しい方法でしつけを行うことで、より良い関係を築いていけるでしょう。

1. 褒めて伸ばすポジティブトレーニングが効果的

イングリッシュスプリンガースパニエルは、褒められることが大好きです。飼い主に喜んでもらいたいという気持ちが強いため、ポジティブトレーニングが非常に効果的なのです。

できたことを思いきり褒めてあげることで、「これをすると飼い主さんが喜ぶんだ」と学習していきます。おやつやおもちゃをご褒美として使うのも良い方法です。成功体験を積み重ねることで、自信を持って行動できるようになります。

叱ることよりも、良い行動を強化することに重点を置きましょう。厳しく叱りすぎると、萎縮してしまうこともあります。明るく楽しい雰囲気でトレーニングを進めることが大切です。

2. 子犬のころからダメなことはしっかり教える

子犬のころからダメなことはしっかりと教えておく必要があります。イングリッシュスプリンガースパニエルは学習能力が高いため、一度覚えた習慣は長く続きます。

噛み癖や飛びつき癖など、将来困る行動は早めに直しておきましょう。成犬になってからでは、直すのが難しくなることもあります。子犬のうちに「これはダメ」ということをはっきり伝えることが大切です。

ただし、叱る時も感情的にならないように気をつけましょう。低い声で「ダメ」と伝え、正しい行動ができたらすぐに褒めてあげます。メリハリのあるしつけが効果的です。

3. 一貫性のある態度で上下関係を築く

一貫性のある態度でしつけを行うことが本当に大切です。家族全員で同じルールを共有して、誰が指示を出しても同じ対応をするようにしましょう。

イングリッシュスプリンガースパニエルは賢いので、人によって対応が違うことをすぐに見抜きます。ある人には許されるけれど、別の人には叱られるという状況は、犬を混乱させてしまいます。

上下関係をはっきりさせることも重要です。飼い主がリーダーであることを理解させることで、安心して指示に従えるようになります。少し強い態度でトレーニングをしても、スキンシップやご褒美で緩和することでうまくいきやすいです。

社会化トレーニングの重要性

社会化トレーニングは、イングリッシュスプリンガースパニエルを飼う上で欠かせないプロセスです。様々な人や犬、環境に慣れさせることで、穏やかで自信のある犬に育ってくれます。

1. 生後3ヵ月半までが社会化の大切な時期

生後3週齢から3ヵ月半くらいまでの期間は、社会化期と呼ばれる非常に大切な時期です。この時期に様々な経験をさせることで、将来的に落ち着いた性格になりやすいといわれています。

子犬のうちに、できるだけ多くの人や犬に会わせましょう。様々な音や環境にも触れさせることが大切です。車の音、掃除機の音、子どもの声など、日常的に遭遇する刺激に慣れさせておきます。

ただし、無理に怖がらせるのは逆効果です。少しずつ、犬のペースに合わせて慣れさせていくことが大切です。良い経験として記憶させることで、将来的に自信を持って行動できるようになります。

2. 人や犬、音や環境に少しずつ慣れさせる

社会化トレーニングでは、様々な刺激に少しずつ慣れさせていきます。急に多くの刺激を与えると、怖がってしまうこともあるため、段階的に進めることが大切です。

散歩に出かけて、いろいろな人に優しく触ってもらいましょう。他の犬との挨拶の仕方も、この時期に学ばせておきます。イングリッシュスプリンガースパニエルは他の犬に対して友好的とは限らないため、早めの社会化が重要です。

様々な場所に連れて行くことも効果的です。公園、ペットショップ、動物病院など、将来的に訪れる可能性のある場所に慣れさせておきましょう。環境が変わることに対するストレスを減らすことができます。

3. 成犬になっても新しい体験を続けることが大事

社会化は、子犬の時期だけで終わるものではありません。成犬になっても、新しい体験を続けることが大切です。

定期的に新しい場所に連れて行ったり、新しい人や犬に会わせたりしましょう。イングリッシュスプリンガースパニエルは好奇心旺盛なので、新しい経験を楽しんでくれるはずです。

ただし、警戒心の強さから、初めて会う人や犬と仲良くなるには少し時間がかかることもあります。焦らず、犬のペースに合わせてあげることが大切です。継続的な社会化トレーニングによって、より穏やかで自信のある犬に成長していきます。

興奮しやすい性格への対処法

イングリッシュスプリンガースパニエルは、興奮しやすい性質を持っています。この特徴は初心者には少し難しい部分でもありますが、適切な対処法を知っておけば大丈夫です。

1. 落ち着いたら褒めてご褒美をあげる

興奮しやすい犬には、落ち着いた行動を褒めることが効果的です。興奮している時に注目するのではなく、落ち着いている時にたくさん褒めてあげましょう。

例えば、散歩から帰ってきて落ち着いて座っていられたら、その瞬間を逃さず褒めます。おやつをあげるのも良い方法です。「落ち着いていると良いことがある」と学習することで、自然と落ち着いた行動が増えていきます。

興奮している時は、できるだけ無視するようにしましょう。声をかけたり触ったりすると、それが報酬になってしまい、興奮が強化されてしまいます。冷静になるまで待つ姿勢が大切です。

2. 興奮のピーク前に休憩を入れる工夫

興奮がピークに達する前に、休憩を入れることが重要です。遊んでいて少しテンションが上がってきたなと感じたら、一度ストップしましょう。

「おしまい」や「休憩」などの合図を決めておくと便利です。合図を出したら遊びを中断して、犬が落ち着くまで待ちます。最初は不満そうにするかもしれませんが、落ち着いたら褒めてあげることで、徐々に受け入れられるようになります。

この練習を繰り返すことで、犬自身が興奮をコントロールする力が育っていきます。興奮しすぎない習慣をつけることが、長期的には本当に大切です。

3. 静かにできたら「いいこと」があると学ばせる

静かにできた時に、たくさん褒めてあげることが大切です。チャイムが鳴っても吠えずにいられた、来客中に静かにしていられたなど、落ち着いた行動ができた時は見逃さず褒めましょう。

ご褒美は、おやつだけでなく、声かけや撫でることでも効果的です。犬が喜ぶことを報酬として使うことで、「静かにしていると良いことがある」と学習していきます。

イングリッシュスプリンガースパニエルは飼い主に喜んでもらいたいという気持ちが強いため、この方法が本当に効果的なのです。根気よく続けることで、興奮しやすい性格も徐々に落ち着いていくでしょう。

イングリッシュスプリンガースパニエルを飼うときの注意点

イングリッシュスプリンガースパニエルは魅力的な犬種ですが、飼う前に知っておきたい注意点もあります。これらのポイントを理解した上で、迎え入れるかどうかを判断しましょう。

1. 初心者には少し難しい犬種かもしれない

イングリッシュスプリンガースパニエルは、基本的に友好的で明るい性格をしていますが、興奮しやすいため初心者には難しい犬種といわれています。穏やかな気質のためしつけ自体に困ることは少ないものの、実際には少しクセがあるのです。

狩猟本能が残っているため、散歩中に急に走り出そうとしたり、小動物に反応したりすることもあります。こうした行動に適切に対応するには、ある程度の犬の飼育経験があったほうが良いかもしれません。

ただし、正しい知識を持って、しっかりとしつけを行えば、初心者でも十分に飼うことができます。わからないことがあれば、トレーナーや獣医師に相談しながら進めていくことが大切です。

2. 力が強いのでしつけを怠らないことが大切

イングリッシュスプリンガースパニエルは、中型犬でありながら力が強い犬種です。体重は18~25kgほどあり、成犬になると引っ張る力もかなりのものになります。

しつけを怠ると、散歩中に引っ張られて大変な思いをすることになるかもしれません。また、我の強いエネルギッシュな一面もあるため、しつけや訓練をしないと、騒がしい扱いにくい犬になってしまうこともあります。

子犬の頃から、基本的なしつけをしっかりと行うことが本当に大切です。一貫性のある態度で、根気よくトレーニングを続けましょう。適切なしつけができれば、素晴らしいパートナーになってくれるはずです。

3. 耳のケアや被毛の手入れも忘れずに

イングリッシュスプリンガースパニエルは、垂れた大きな耳が特徴的です。この垂れ耳は見た目が愛らしいのですが、通気性が悪く、耳の病気になりやすいという側面もあります。

定期的に耳の中をチェックして、汚れていたら優しく拭いてあげましょう。異臭がしたり、赤くなっていたりする場合は、早めに動物病院を受診することが大切です。

被毛の手入れも欠かせません。長めの被毛を持っているため、定期的なブラッシングが必要です。もつれや毛玉ができないように、週に2~3回はブラッシングしてあげましょう。トリミングサロンでのお手入れも、定期的に行うことをおすすめします。

まとめ

イングリッシュスプリンガースパニエルは、活発で学習意欲が高く、家族思いの素敵な犬種です。狩猟本能が残っているため、しっかりとしたしつけと十分な運動量が必要ですが、その分一緒に過ごす時間は本当に充実したものになるでしょう。

知育遊びを取り入れることで、体力だけでなく知的好奇心も満たしてあげられます。ノーズワークやパズル型のおもちゃは、この犬種の本能を刺激してくれる効果的な遊びです。興奮しやすい性質への対処法を知っておけば、より穏やかな関係を築いていけるはずです。

これからイングリッシュスプリンガースパニエルを迎える方は、ぜひアジリティやフィールドトライアルといったドッグスポーツにも挑戦してみてください。この犬種が持つ運動能力と頭脳を存分に発揮できる場が、きっと新たな楽しみを与えてくれるはずです。

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