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コーギーは飼いにくいって本当?活発な性格に合う家庭環境と吠え対策を解説

GOOD DOG編集部

「コーギーを飼いたいけれど、飼いにくいって聞いたことがある」そんな不安を抱えている方は多いのではないでしょうか?

確かにコーギーは見た目の可愛らしさとは裏腹に、牧羊犬として働いていた歴史があるため、運動量が多く活発な性格をしています。さらに警戒心が強く吠えやすい面もあって、初心者には少しハードルが高く感じられるかもしれません。けれど適切な環境としつけがあれば、とても愛らしいパートナーになってくれる犬種です。

この記事では、コーギーが飼いにくいと言われる理由や性格の特徴、そして吠え対策や適した家庭環境について詳しくお伝えします。

コーギーは本当に飼いにくいと言われるのはなぜ?

コーギーが飼いにくいと言われる背景には、いくつかの理由があります。小さな体なのに意外と手がかかる面もあって、事前に知っておくべきポイントがあるのです。

1. 体は小さいのに運動量が多くて活発

コーギーは体高25〜30cmほどの中型犬ですが、その小さな体からは想像できないくらいの運動量が必要です。もともと牧羊犬として牛や羊を追いかけていた歴史があるため、1日1〜2時間の散歩が理想とされています。

運動が足りないとストレスが溜まってしまい、家の中で暴れたり無駄吠えが増えたりすることもあります。体力がある分、毎日きちんと運動させる時間を確保できるかどうかが、飼いやすさを左右するポイントになるでしょう。

仕事で忙しい方や散歩の時間を十分に取れない生活スタイルだと、コーギーにとっても飼い主にとってもストレスになりかねません。活発な性格を理解して、一緒に体を動かすことを楽しめる方に向いている犬種です。

2. 賢くて忠実だけど、牧羊犬ならではの気質がある

コーギーは非常に賢く、飼い主に忠実な性格をしています。ただしその賢さゆえに、しつけをきちんとしないと自分のやりたいように行動してしまうこともあるのです。

牧羊犬として働いていた名残で、家族を守ろうとする意識が強く、縄張り意識も高めです。そのため知らない人が近づくと警戒して吠えたり、家族以外には距離を置く態度を見せることがあります。

また好奇心旺盛で遊び好きな面もあり、興奮しやすい傾向があります。子犬の頃からしっかりと社会化トレーニングを行い、落ち着いて行動できるように教えていく必要があるでしょう。

3. 鳴き声が大きく、マンションには不向きと感じる人も

コーギーは声が太く、吠え声も大きめです。警戒心から吠えることも多いため、集合住宅では騒音トラブルになりやすいと感じる方もいます。

吠え癖をしっかりコントロールできれば問題ありませんが、防音対策が不十分な環境だと近所に気を使うことになるかもしれません。一戸建てや防音がしっかりしている住まいのほうが、お互いにストレスなく暮らせるでしょう。

ただし吠えることは本能的な行動なので、完全になくすことは難しいです。むしろ適切なしつけで吠える回数を減らしたり、コマンドでコントロールできるようにすることが現実的な対策になります。

コーギーの性格とは?知っておきたい4つの特徴

コーギーの性格を理解しておくと、飼育がぐっと楽になります。ここでは代表的な4つの特徴を紹介します。

1. 甘えん坊で飼い主にベッタリになりやすい

コーギーは飼い主が大好きで、甘えん坊な一面があります。家族との時間を何よりも大切にするタイプで、一緒にいるだけで幸せそうな表情を見せてくれるでしょう。

ただし甘えん坊な分、長時間の留守番は苦手です。寂しさからストレスを感じて、吠えたり物を壊したりする問題行動につながることもあります。

在宅勤務やパートタイムの仕事など、なるべく一緒にいられる時間が多い家庭のほうが、コーギーにとっても快適な環境になるはずです。留守番が多くなる場合は、知育玩具を使ったり、散歩の時間をたっぷり取って疲れさせておくなど工夫が必要になります。

2. 好奇心旺盛で遊び好き

コーギーは好奇心が強く、新しいことに興味を示します。遊ぶことが大好きで、ボール遊びやフリスビーなどのアクティブな遊びを喜びます。

知的な刺激を求める犬種でもあるため、単調な散歩だけでは物足りなく感じることもあります。知育玩具やトレーニングを取り入れると、頭も体も満足させられるでしょう。

遊びを通じてコミュニケーションを深めることで、信頼関係もより強固になります。飼い主と一緒に何かをすることが大好きなので、積極的に遊びの時間を作ってあげることが大切です。

3. 警戒心が強く縄張り意識がある

牧羊犬として働いていた歴史から、警戒心が強く縄張り意識も高めです。家族を守ろうとする気持ちが強いため、知らない人や動物が近づくと吠えて警告することがあります。

これは悪いことではなく、番犬としての本能的な行動です。ただし過度な警戒吠えは近所迷惑になることもあるため、子犬の頃から色々な人や犬と触れ合う機会を作って、社会化を進めておくことが重要になります。

警戒心を和らげるには、安心できる環境を整えてあげることも大切です。信頼できる飼い主がそばにいることで、コーギーも少しずつ落ち着いていけるでしょう。

4. 社交的だけど初対面には慎重

コーギーは基本的に社交的で、慣れた相手にはフレンドリーに接します。ただし初対面の人や犬に対しては慎重な態度を取ることが多く、すぐには打ち解けないこともあります。

この慎重さは警戒心の裏返しで、相手が安全だとわかれば徐々に距離を縮めていきます。無理に慣れさせようとせず、コーギーのペースに合わせてあげることが大切です。

子犬の頃から多様な環境や人に触れさせることで、大人になってからも柔軟に対応できるようになります。社会化は早い時期から始めるほど効果的なので、できるだけ早めに取り組むことをおすすめします。

コーギーが吠える理由とその背景

コーギーが吠える理由を知っておくと、適切な対策が取りやすくなります。ここでは主な3つの理由を見ていきましょう。

1. 警戒心から来る吠え癖

コーギーは警戒心が強いため、知らない人や物音に反応して吠えることがよくあります。これは「何か異変があるかもしれない」と飼い主に知らせようとする本能的な行動です。

玄関のチャイムや通りがかる人の足音、他の犬の鳴き声などに敏感に反応することもあります。牧羊犬として群れを守っていた歴史があるため、周囲の変化に素早く気づく能力が備わっているのです。

警戒吠えは完全になくすことは難しいですが、「大丈夫だよ」と安心させてあげることで減らすことは可能です。吠えている時に叱るのではなく、落ち着いたら褒めてあげる方法が効果的でしょう。

2. 要求を伝えるための吠え

「遊んでほしい」「ごはんがほしい」など、自分の要求を伝えるために吠えることもあります。賢いコーギーは、吠えれば飼い主が反応してくれることを学習してしまうのです。

要求吠えに応えてしまうと、「吠えれば思い通りになる」と覚えてしまい、吠え癖が悪化する原因になります。要求吠えをしている時は完全に無視して、静かになってから要求を叶えてあげることが大切です。

無視するのは心が痛むかもしれませんが、長い目で見れば愛犬のためになります。静かに待てたらたくさん褒めてあげることで、「静かにしていれば良いことがある」と学習していくでしょう。

3. 運動不足やストレスが原因のこともある

運動量が足りていないと、エネルギーを発散できずにストレスが溜まります。そのストレスが吠えという形で表れることも少なくありません。

コーギーは活発な犬種なので、散歩だけでなくドッグランで思いっきり走らせたり、ボール遊びで体を動かしたりする時間が必要です。十分に運動させることで、無駄吠えが自然と減っていくケースもあります。

また知的な刺激が足りないことも、ストレスの原因になります。知育玩具やトレーニングを取り入れて、頭を使わせることも吠え対策として有効です。

効果的な吠え対策:今日からできる4つの方法

吠え対策は根気が必要ですが、正しい方法で続ければ必ず改善していきます。ここでは今日から実践できる4つの方法を紹介します。

1. 警戒吠えには安心感を与える

警戒して吠えている時は、まず安心させてあげることが大切です。叱るのではなく、「大丈夫だよ」と優しく声をかけて落ち着かせましょう。

特定の人に吠える場合は、その人からおやつをもらうようにすると効果的です。「この人はおやつをくれる良い人だ」と学習することで、警戒心が和らいでいきます。

音に反応して吠える場合は、その音を少しずつ聞かせながら、静かにしていたら褒めるトレーニングを繰り返します。時間はかかりますが、徐々に音に慣れて吠えなくなっていくでしょう。

2. 要求吠えは完全に無視する

要求吠えに対しては、とにかく無視することが鉄則です。目も合わせず、声もかけず、完全に無反応を貫きます。

吠えている間は一切反応せず、静かになった瞬間にすぐ褒めてあげましょう。このタイミングが重要で、静かになってから時間が経ってしまうと、何を褒められているのかわからなくなってしまいます。

最初は吠える時間が長くなることもありますが、根気よく続けることが大切です。「吠えても無駄だ」と理解すれば、自然と要求吠えは減っていきます。

3. 「静かに」というコマンドを教える

「静かに」というコマンドを教えておくと、吠えている時にコントロールしやすくなります。吠えている時に「静かに」と言い、静かになったらすぐに褒めておやつをあげる方法が効果的です。

最初は偶然静かになったタイミングでも構いません。何度も繰り返すうちに、「静かに」という言葉と静かにする行動が結びついていきます。

コマンドが定着すれば、来客時や散歩中など様々な場面で活用できるでしょう。コーギーは賢いので、正しく教えれば比較的早く覚えてくれるはずです。

4. 十分な運動と知育玩具で刺激を与える

運動不足は吠え癖の大きな原因になるため、毎日しっかり運動させることが基本です。散歩は1日2回、各30分〜1時間を目安に行いましょう。

運動の種類内容効果
散歩1日2回、各30分〜1時間基本的な運動欲求を満たす
ドッグラン週1〜2回、自由に走らせるストレス発散、社会化
ボール遊び1回10〜15分運動と知的刺激の両方
知育玩具毎日使用頭を使ってエネルギー消費

知育玩具も積極的に取り入れて、頭を使わせることが大切です。体だけでなく脳も疲れさせることで、家の中で落ち着いて過せるようになります。

コーギーに適した家庭環境とは?

コーギーが快適に暮らせる環境を整えることで、飼いやすさは大きく変わります。ここでは理想的な家庭環境について見ていきましょう。

1. 一戸建てや防音がしっかりした住まい

コーギーは吠え声が大きめなので、できれば一戸建てや防音設備がしっかりした住まいが理想です。集合住宅でも防音対策がされていれば問題ありませんが、壁が薄いアパートなどは避けたほうが良いでしょう。

マンションで飼う場合は、事前に管理規約を確認し、近隣への配慮も忘れずに行うことが大切です。吠え癖をしっかりコントロールできれば、集合住宅でも十分飼育可能です。

また床がフローリングの場合は、滑り止めマットを敷くなど足腰への負担を減らす工夫も必要になります。コーギーは胴長短足の体型のため、椎間板ヘルニアのリスクが高いので注意しましょう。

2. 毎日1〜2時間の散歩ができる生活リズム

コーギーには毎日1〜2時間の散歩が必要です。朝夕2回に分けて、各30分〜1時間ずつ散歩する生活リズムが理想的でしょう。

仕事が忙しくて散歩の時間が取れない日が続くと、コーギーにストレスが溜まってしまいます。平日は短めでも、週末にたっぷり運動させるなど、トータルで運動量を確保する工夫が必要です。

散歩は単なる運動だけでなく、社会化や気分転換の役割も果たします。毎日の散歩を楽しめる方、一緒に体を動かすことが好きな方にこそ、コーギーは向いている犬種です。

3. 長時間の留守番が少ない家庭

コーギーは飼い主が大好きで甘えん坊な性格のため、長時間の留守番は苦手です。寂しさからストレスを感じて、吠えたり物を壊したりする問題行動につながることもあります。

在宅勤務やパートタイム勤務など、できるだけ一緒にいられる時間が長い家庭のほうが適しています。どうしても留守番が多くなる場合は、朝しっかり運動させて疲れさせておくなど工夫が必要です。

また留守番中の安全対策として、ケージやサークルを活用することもおすすめです。ケージに良い印象を持たせるために、中でごはんをあげたり、おやつを入れておくなど工夫しましょう。

4. 家族との触れ合い時間を大切にできる環境

コーギーは家族との時間を何よりも大切にする犬種です。一緒に遊んだり、トレーニングしたり、ただそばにいるだけでも幸せを感じてくれます。

忙しくて構ってあげられない日が続くと、寂しさからストレスを感じてしまうかもしれません。毎日少しでも良いので、コーギーとの時間を作ってあげることが大切です。

家族全員が犬好きで、みんなでお世話できる環境が理想的でしょう。子どもがいる家庭でも、しっかりしつけができていれば良いパートナーになってくれるはずです。

1日に必要な運動量はどれくらい?

コーギーの運動量は他の犬種と比べても多めです。ここでは具体的な運動量の目安を紹介します。

1. 朝夕2回、各30分〜1時間の散歩が理想

基本的には朝夕2回、各30分〜1時間の散歩が理想です。時間にすると1日で合計1〜2時間程度になります。

朝は短めでも、夕方にしっかり時間を取るなど、生活スタイルに合わせて調整しても大丈夫です。大切なのは毎日継続することで、運動不足にならないように気をつけましょう。

散歩の時間が取れない日は、家の中でボール遊びをしたり、知育玩具で遊ばせたりすることで補うこともできます。ただしできるだけ外で運動させたほうが、ストレス発散になるでしょう。

2. 距離にすると1回3〜5kmが目安

散歩の距離は1回あたり3〜5kmが目安です。ただしコーギーの年齢や体調によって調整が必要なので、様子を見ながら距離を決めましょう。

子犬や老犬の場合は、無理をさせないことが大切です。特に子犬は骨や関節がまだ発達途中なので、長時間の散歩は避けたほうが良いでしょう。

また暑い時期は熱中症のリスクがあるため、早朝や夕方の涼しい時間帯に散歩することをおすすめします。コーギーは暑さに弱いので、夏場は特に注意が必要です。

3. ドッグランや知育遊びも効果的

散歩だけでなく、週末はドッグランで思いっきり走らせてあげるのも良いでしょう。自由に走り回ることで、ストレス発散にもなりますし、他の犬との社会化にもつながります。

運動方法頻度メリット
通常の散歩毎日2回基本的な運動、気分転換
ドッグラン週1〜2回ストレス発散、社会化
ボール遊び適宜狩猟本能を満たす
アジリティ月数回知的刺激、運動

知育玩具を使った遊びも効果的です。頭を使うことで脳が疲れて、体の運動と同じくらいエネルギーを消費します。雨の日など外に出られない時にも活用できるでしょう。4]

コーギーの抜け毛問題:現実と対策

コーギーを飼う上で避けて通れないのが抜け毛の問題です。ここでは現実的な対策方法を紹介します。

1. ダブルコートで一年中抜け毛が多い

コーギーはダブルコートの犬種で、上毛と下毛の二層構造になっています。そのため一年中抜け毛が多く、掃除が大変だと感じる方も多いでしょう。

特にソファやカーペットには毛がつきやすく、こまめに掃除機をかける必要があります。抜け毛が気になる方には、正直コーギーはあまり向いていないかもしれません。

ただし適切なケアをすることで、抜け毛の量をある程度コントロールすることは可能です。完全になくすことはできませんが、減らす工夫はできるので安心してください。

2. 春と秋の換毛期は特に注意

春と秋の年2回、換毛期があります。この時期は普段以上に大量の毛が抜けるため、覚悟が必要です。

換毛期には毎日ブラッシングしても、翌日にはまた大量の毛が抜けるという状況が続きます。この時期はブラッシングの回数を増やして、こまめに抜け毛を取り除くことが大切です。

換毛期の抜け毛は自然な生理現象なので、無理に止めることはできません。むしろ適切にブラッシングして、抜けるべき毛をしっかり取り除いてあげることが健康維持につながります。

3. 毎日のブラッシングが基本

抜け毛対策の基本は、毎日のブラッシングです。できれば朝晩2回、最低でも1日1回はブラッシングしてあげましょう。

ブラッシング道具用途使用頻度
スリッカーブラシ下毛の除去毎日
コーム仕上げ、毛玉チェック毎日
ファーミネーター換毛期の集中ケア週2〜3回

ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、皮膚の健康チェックやコミュニケーションの時間にもなります。優しくブラッシングしてあげることで、信頼関係も深まるでしょう。

4. 定期的なシャンプーとトリミングも有効

月に1〜2回程度、シャンプーをしてあげることも抜け毛対策になります。シャンプーすることで、ブラッシングでは取り切れなかった抜け毛を洗い流すことができます。22]

自宅でシャンプーするのが難しい場合は、トリミングサロンを利用するのもおすすめです。プロにお願いすれば、しっかり抜け毛を取り除いてくれますし、肛門腺絞りや爪切りなども一緒にやってもらえます。

ただしシャンプーのしすぎは皮膚の乾燥を招くので、頻度には注意が必要です。コーギーの皮膚の状態を見ながら、適切な頻度で行いましょう。

しつけのポイント:賢いからこそ根気が必要

コーギーは賢い犬種ですが、だからこそしつけには根気が必要です。ここでは効果的なしつけのポイントを紹介します。

1. 子犬期からの社会化トレーニングが大切

生後3〜14週頃は社会化期と呼ばれ、この時期の経験が将来の性格に大きく影響します。できるだけ多くの人や犬、様々な環境に触れさせることが大切です。

社会化がしっかりできていないと、成犬になってから怖がりになったり、過度に警戒して吠えやすくなったりします。子犬の頃から積極的に外に連れ出して、色々な経験をさせましょう。

ただしワクチン接種が完了するまでは地面に下ろさず、抱っこして外の様子を見せるだけでも効果があります。少しずつ慣らしていくことが重要です。

2. ポジティブな褒め方で学習意欲を引き出す

コーギーは賢いので、褒められることが大好きです。良い行動をした時はすぐに褒めてあげることで、「これをすれば褒められる」と学習していきます。

叱るしつけよりも、褒めて伸ばすポジティブなトレーニングのほうが効果的です。おやつやおもちゃをご褒美に使いながら、楽しくトレーニングを進めましょう。

ただし褒めるタイミングが重要で、良い行動をした直後に褒めないと何を褒められているのかわからなくなってしまいます。タイミングを逃さないように注意してください。

3. 噛み癖には早めの対応を

コーギーは牧羊犬として牛や羊の足を噛んで誘導していた歴史があるため、噛み癖が出やすい犬種です。子犬の頃から噛んで良いものと悪いものを教える必要があります。

噛み癖の種類対処法ポイント
甘噛み痛いと声を出して中断遊びを止めることを学習させる
興奮噛み落ち着くまで無視興奮した時の対処を教える
物を噛む噛んで良いおもちゃを与える代替行動を教える

噛まれた時に大きな声で叱ると、遊んでもらえていると勘違いすることもあります。静かに「痛い」と言って遊びを中断するうが効果的でしょう。

かかりやすい病気と健康管理

コーギーがかかりやすい病気を知っておくことで、早期発見・早期治療につながります。ここでは代表的な病気と対策を紹介します。

1. 椎間板ヘルニアに注意

コーギーは胴長短足の体型のため、椎間板ヘルニアのリスクが高い犬種です。背骨と背骨の間にあるクッション(椎間板)が飛び出して神経を圧迫し、痛みや麻痺を引き起こします。

階段の上り下りやソファへのジャンプなど、腰に負担がかかる動作はできるだけ避けましょう。特に子犬の頃から習慣づけておくことが大切です。

もし後ろ足を引きずったり、歩き方がおかしいと感じたら、すぐに動物病院を受診してください。早期に治療すれば回復の可能性も高くなります。

2. 股関節形成不全

股関節形成不全は、股関節の発育が不完全で関節が正常に機能しない病気です。遺伝的な要因が大きいため、親犬の健康状態を確認することも大切でしょう。

症状としては、歩き方がおかしい、運動を嫌がる、後ろ足を引きずるなどがあります。成長期に症状が出ることが多いので、子犬の頃から歩き方に注意しましょう。

肥満は股関節への負担を増やすため、適正体重を保つことが予防につながります。食事管理と適度な運動で、健康的な体型を維持しましょう。

3. 肥満予防と体重管理

コーギーは食欲旺盛で太りやすい体質です。肥満になると椎間板ヘルニアや股関節形成不全のリスクが高まるため、体重管理はとても重要になります。

体重管理のポイント具体的な方法
適切な食事量パッケージの目安を守る
おやつの制限1日の総カロリーの10%以内
定期的な運動毎日の散歩を欠かさない
体型チェック月1回は体重測定

理想的な体型は、上から見た時に腰にくびれがあり、横から見た時にお腹が吊り上がっている状態です。定期的に体型をチェックして、太ってきたら食事量を調整しましょう。

4. 定期的な健康チェックが長生きのカギ

年に1回は健康診断を受けることをおすすめします。特に歳を過ぎたら、半年に1回の健康診断が理想的です。

早期発見できれば治療の選択肢も広がりますし、愛犬の苦痛も少なくて済みます。日頃から愛犬の様子をよく観察して、少しでも異変を感じたら動物病院に相談しましょう。

また歯周病もコーギーに多い病気の一つです。毎日の歯磨きを習慣にして、口腔内の健康も守ってあげることが大切です。

飼育にかかる費用はどれくらい?

コーギーを飼う前に、費用面もしっかり把握しておきましょう。ここでは現実的な費用の目安を紹介します。

1. 毎月の基本費用は1万〜2万円

フードやおやつ、トイレシーツなどの消耗品で、毎月1万〜2万円程度かかります。フードの質や量によって金額は変わりますが、この程度は見積もっておいたほうが良いでしょう。

費用項目月額目安
フード5,000〜8,000円
おやつ1,000〜2,000円
トイレシーツ2,000〜3,000円
その他消耗品2,000〜5,000円

良質なフードを選ぶと少し高くなりますが、健康維持のためには必要な投資です。安すぎるフードは栄養バランスが偏っていることあるので注意しましょう。

2. 医療費や予防接種も考慮する

年に1回の混合ワクチンやフィラリア予防薬、ノミ・ダニ予防薬などで、年間3〜5万円程度かかります。これは病気をしなかった場合の最低限の費用です。

もし病気やケガをした場合は、治療費が別途必要になります。ペット保険に加入しておくと、万が一の時に安心でしょう。

健康診断も年に1回は受けたいので、その費用も考慮に入れておく必要があります。全体で年間5〜10万円程度は医療費として見積もっておくと良いでしょう。

3. トリミングや消耗品も予算に含めて

コーギーはトリミングが必須ではありませんが、月1〜2回程度サロンでシャンプーやブラッシングをお願いする方も多いです。1回5,000〜8,000円程度かかります。

その他の費用金額目安頻度
トリミング5,000〜8,000円月1〜2回
おもちゃ1,000〜3,000円適宜
首輪・リード3,000〜10,000円年1回程度

その他にも首輪やリード、食器、ベッドなど、初期費用として3〜5万円程度は必要です。生涯で考えると、かなりの金額になることを解しておきましょう。

初心者には難しい?コーギーの飼いやすさを考える

最後に、初心者でもコーギーは飼えるのか、総合的に考えてみましょう。

1. しつけや社会化をきちんとすれば飼いやすい

コーギーは賢いので、しつけさえきちんとすれば初心者でも十分飼育可能です。むしろ賢さゆえに、正しいしつけ方を学べば他の犬種より楽に感じることもあるでしょう。

大切なのは子犬の頃からしっかり社会化トレーニングを行い、基本的なしつけを身につけさせることです。ここを怠ると、成犬になってから苦労することになります。

わからないことがあれば、ドッグトレーナーに相談したり、しつけ教室に通ったりすることも検討してみてください。プロの助けを借りることで、飼い主もコーギーも楽になるはずです。

2. 適応力が高く、環境を選ばない面もある

コーギーは賢く適応力が高いため、様々な環境に順応できます。一戸建てでもマンションでも、適切な運動とケアがあれば快適に暮らせるでしょう。

ただし吠え声が大きいことや運動量が多いことは変えられないので、それらを受け入れられる環境かどうかは事前にしっかり確認してください。

家族構成も特に制限はなく、一人暮らしでも家族がいても飼育できます。ただし長時間の留守番が多い場合は、コーギーにとってストレスになるので注意が必要です。

3. 活発な性格を受け入れられる覚悟が必要

コーギーを飼う上で最も大切なのは、その活発な性格を受け入れられるかどうかです。毎日の散歩や遊びを楽しめる方、一緒に体を動かすことが好きな方には最高のパートナーになるでしょう。

逆に静かに過ごしたい、のんびり暮らしたいという方には、少し負担に感じるかもしれません。コーギーのエネルギーに付き合える体力と気力があるかどうか、よく考えてみてください。

また抜け毛が多いことや吠えやすいことも、避けられない特性です。これらを「大変だけど可愛いから許せる」と思えるかどうかが、飼いやすさを左右するポイントになるでしょう。

まとめ

コーギーは確かに運動量が多く、吠えやすく、抜け毛も多い犬種です。けれどその活発さや賢さ、そして飼い主への深い愛情は、他の犬種にはない魅力でもあります。

適切な環境としつけがあれば、初心者でも十分に飼育できますし、むしろその賢さゆえに良きパートナーになってくれるはずです。毎日の散歩や遊びを楽しめる方、一緒に活動的な生活を送りたい方には、コーギーは最高の選択肢になるでしょう。

もしコーギーを迎え入れるなら、信頼できるブリーダーを選び、子犬の頃からしっかり社会化トレーニングを行ってください。そして何より、その愛らしい姿と活発な性格を、たっぷりの愛情で受け止めてあげてくださいね。

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